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ネキシウムと鎮痛剤は併用してもいい?

2017年11月26日

胸焼けしたり食道につっかえる感じがするのであれば胃炎ではなく逆流性食道炎が原因かもしれません。
暴飲暴食する人・精神的な問題を抱える人が多い中で、老若男女を問わず増加傾向にある病気です。
食道に胃酸が逆流しているのですから、胃酸の分泌を抑える薬が処方されるでしょう。特に代表的なのがネキシウムです。

ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬に分類されるものです。服用することで胃粘膜の壁細胞に作用し、胃酸の分泌量を強力にコントロールしてくれるのです。
その他にも胃もたれや胃炎・胃痛といった胃の不調や消化器系の病気・胃潰瘍などで用いられることもあります。
強力な作用をもたらす薬ですから、併用禁忌の薬はあります。
一部の抗HIV治療薬は胃酸が減少することからHIV治療薬が胃の中で吸収されにくくなって効果が減少するため一緒に服用するのはやめましょう。

鎮痛剤とネキシウムの併用は特に問題ありません。
ネキシウムはプロトンポンプの働きを阻害し、鎮痛剤は痛みの原因物質であるプロスタグランジンを減らすもの、まったく別の働きを持つため相互に干渉しないのです。
それに、たとえ鎮痛剤によって胃潰瘍という副作用が出てきても、ネキシウムにそれを治療する効果があります。
とはいえ、まったくリスクがないとは言えません。胃酸の分泌を押さえ込むことで消化器系に不具合が出てくる場合も、下痢や便秘が起こらないとも限らないのです。
胃潰瘍ほどではないとは言ってもずっと続くと免疫力も低下し他の重篤な病気を引き起こさないとも限りません。

副作用が続くようであれば、ネキシウムはやめて更に副作用の少ない違う薬を探すようにしてもいいでしょう。
副作用が小さいとなるとその分、効果も弱くはなりますが、つらい思いをしてまで服用する必要はありません。
似た効果を持つけれど違った成分が配合されている薬というのはさまざまあります。そのため医師に相談の上で自身に合うものを見つけ出すようにしましょう。

ネキシウムとアルコールの併用について

ネキシウムはアルコールとの併用についても特に問題ありません。添付文章にもアルコールに関する記載はありません。
とはいえ、逆流性食道炎に対してはアルコールは決して良いとは言えないのです。
本来では食道と胃の間にある下部食道括約筋がフタの役割をすることで胃酸が逆流してくることはありません。

しかしこの筋肉が弛緩して本来ならやってこないはずの食道に胃酸がやってくるのが逆流性食道炎です。
アルコールを摂取すると下部食道括約筋は弛緩しやすくなるのです。胃酸の分泌量も増加します。
ビールやサワーなどに含まれる炭酸や塩分の強いおつまみも胃に優しいとは言い切れません。できれば炭酸系やアルコール度数の高いもの・濃いおつまみは控えてください。
ネキシウムを服用している間はできれば休肝日にして休ませてあげましょう。

胃潰瘍の際にもアルコールの併用は危険です。胃酸の分泌量が多くなると胃壁への刺激が強まり、胃潰瘍が悪化したりといったリスクが高まるのです。
どうしてもアルコールを飲まなければならない場面でも、できれば病気を理由に断りましょう。悪化したり、嘔吐などの粗相をしてしまっても大変です。

ネキシウムの服用を長く続けているとどうしても耐性が出てきて効果が弱まります。完治まで時間がかかるので体の負担や医療費がかかるのです。
それに、ネキシウム自体にもめまいや黄疸・嘔吐・発熱などさまざまな副作用があるため、短期間で治療し服用を終わらせたいものです。

薬の進め方や併用の有無など、分からないことは医師に相談しながらうまく活用してつらい症状を早く治せるようにしましょう。
逆流性食道炎や胃潰瘍にならないためにも、日頃の生活習慣について見直すことも大切です。

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