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市販の胃薬でおすすめの薬とその成分

2018年1月25日

胃の調子が悪いとき、市販の胃薬は手軽に購入することができ便利なため利用している人も多いのではないでしょうか。
しかし薬局やドラッグストアには数多くの胃薬が並んでいて、適切なものを選ぶことはなかなか難しいものです。

薬を選ぶにはまず、原因が何かを把握する必要があります。胃の不快感の原因は、「胃酸過多」と「消化不良」の大きく2つに分けることができます。
胃酸過多とは、食べ過ぎなどが原因で胃酸が過剰に分泌されている状態のことを指します。胸やけや、空腹時にきりきりと胃が痛むのが特徴です。
消化不良はそれとは逆に食後に症状があらわれることが多く、胃腸の働きが弱いことや、脂っこいものの食べ過ぎなどが原因で起こります。

胃酸過多が原因の場合、まずおすすめなのは「H2ブロッカー」と呼ばれる胃薬です。
胃粘膜の細胞にあるヒスタミン受容体にヒスタミンが結合するのをブロックすることで、胃酸の分泌を抑える働きがあります。
代表的な市販薬はファモチジンを主成分とした「ガスター10」です。第1類医薬品であるため薬剤師からの説明が必要ですが、とても即効性があるお薬です。

胃酸過多には、炭酸水素ナトリウムや酸化マグネシウムによって胃酸を中和する「制酸剤」も有効です。「サクロンS」や「パンシロンAZ」がこれにあたります。
また、胃の粘膜を保護する成分であるスクラルファートやテプレノンが配合された「スクラート胃腸薬」や「セルベール」も胃酸に対する抵抗力が高まるためおすすめです。

消化不良が原因で起こる胃痛や胃の不快感には、消化酵素を含む胃薬が効果的です。
「第一三共胃腸薬プラス」にはタカヂアスターゼN1やリパーゼAP12など複数の消化酵素とともに乳酸菌も配合されており、腸の調子を整えることにも役立ちます。
このほか、緊張などによっても胃痛が起こることもあります。
これは自律神経が乱れることが原因のため、自律神経のバランスを整える作用のある「ブスコパンA錠」や「ストパン」が効果的です。

薬に抵抗がある場合は漢方を選択しましょう

このように、胃薬は症状や原因に合わせて使い分けることが重要です。
しかし、自分の症状がどれにあたるのか判断がつかない場合や、薬を飲み続けることに抵抗がある場合もあるでしょう。
そんなときは、自然治癒力を活かして改善をはかる漢方薬がおすすめです。

西洋薬の場合特定の症状に応じピンポイントで作用するのに対し、漢方は体質や全身に働きかけ胃が本来持っている消化・吸収などの働きを正常な状態に回復させることで症状を根本から改善させます。
そのため、どんな胃の症状にも幅広く対応でき、副作用も少なく安心して使用することができます。

胃の痛みや不快感に用いられる代表的な漢方薬には、「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」や「六君子湯(りっくんしとう)」、「安中散(あんちゅうさん)」などがあります。
漢方は西洋薬ほどの即効性はなく少なくとも2、3日は服用する必要がありますが、体質に合えば比較的早く効果を感じることができます。

半夏瀉心湯
神経性の胃痛に向き、みぞおちにつかえた感じがある、お腹がゴロゴロ鳴るといった方に適しています。
六君子湯
もともと胃腸が弱く、すぐにお腹がいっぱいになってしまう方に効果が期待できる漢方です。
安中散
差し込むような胃の痛みに向き、痩せ形で慢性的に胃炎や胸やけがある方に有効です。

これらの漢方薬も市販されており、ドラッグストアなどで手軽に購入することができます。紹介した以外にも、胃の症状に効果のある漢方は数多くあります。
店頭の薬剤師や登録販売者と相談し、自分の体質に合った薬を選択してください。
また、服用しても症状に変化がみられない、悪化しているといった場合には早めに医療機関を受診しましょう。

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