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片頭痛によく効く鎮痛剤とその作用とは

2017年12月26日

慢性的な頭痛に悩んでいる方も数多くいらっしゃると思います。
そして、そういった頭痛という悩みを抱えている方の中には、長く続く強い痛みや目眩などの症状が出るなどすることで日常生活にまで影響が出てしまう方も多く、頭痛の症状を素早く治めるために鎮痛剤に頼る方も多くなっているようです。

頭痛に効く鎮痛剤として多くの人が思い浮かべると思われるのが、ロキソニンやボルタレン、セレコックスだと思います。
しかし、これらは必ずしも頭痛全般に効果があるものではありません。というのも、慢性的な頭痛は大きく分けると緊張型頭痛と片頭痛という起因が異なる二種類の頭痛があるからなのです。

緊張型頭痛は首や肩の筋肉が緊張して血管が縮まってしまうことで起きる頭痛で、プロスタグランジンという物質が体内で分泌されることが原因となっています。
それに対して、片頭痛は精神的または身体的な疲れが要因となって脳の中の血管が拡張することで起こる頭痛です。
ただ、片頭痛の原因はまだ解明されておらず、現在の有力な説としてセロトニンという神経伝達物質が大きく関わっていると考えられています。

ロキソニンやボルタレンには体内でプロスタグランジンが生成されるのを抑制する作用はありますが、過剰に放出されるセロトニンを抑制する作用はありません。
ですから、ロキソニンやボルタレンは緊張型頭痛には効果がありますが、片頭痛にはそれほどの効果が期待できないのです。
そして、セロトニンの過剰放出を抑制する作用があり、片頭痛の症状を短時間で改善することができる鎮痛剤がマクサルトをはじめとしたトリプタン製剤です。

これまで片頭痛の際に処方されていた鎮痛剤はロキソニンやボルタレンなどの非ステロイド性抗炎症薬や、脳だけではなく体全体の血管に作用を及ぼす血管収縮薬であるエルゴタミン製剤が主流となっていました。
しかし、近年では痛みの伝達を途中でブロックしているだけの非ステロイド抗炎症薬や強い吐き気などの副作用があるエルゴタミン製剤とは違い、片頭痛の原因に直接作用したうえに副作用がなく、頭痛が始まって直ぐに服用すれば遅くても1時間ほどで片頭痛が治まるトリプタン製剤が主流となっています。
トリプタン製剤には脳にあるセロトニンの過剰な放出を抑えて拡張した血管を収縮させる作用と拡張した脳の血管周辺の炎症を取る作用の2種類があり、服用から短時間で片頭痛の悩みから解放してもらえます。

鎮痛剤の選び方

片頭痛の改善に役立つ鎮痛剤は大きく分けると薬局でも購入できるロキソニンなどの「非ステロイド性抗炎症薬」、医療機関での処方が必要な「エルゴタミン製剤」「トリプタン製剤」の三種類です。
この中でも片頭痛に短時間で高い効果があるのがトリプタン製剤であり、トリプタン製剤には「レルパックス」、「アマージ」、「イミグラン」、「ゾーミッグ」、「マクサルト」の五種類があり、それぞれに特徴が異なります。

レルパックスとアマージは、五種類あるトリプタン製剤の中でも効果の持続時間が長く、片頭痛の再発予防効果も期待できます。
また、ゾーミッグとマクサルトは五種類あるトリプタン製剤の中でも特に素早く強い効果が期待できます。
そして、イミグランは他の四種類のトリプタン製剤が内服薬だけしかないにも関わらず錠剤や点鼻薬、注射薬といった三種類の製剤があります。

また、基本的にトリプタン製剤は片頭痛への効果に個人差が大きいとされており、選び方としては自身と相性の良いタイプの製剤を試しながら探すことが必要となります。
そして、自分と相性の良いタイプの製剤の中から即効性や持続性など自身が求める目的に合ったものを見つけることが最善の選び方になると思われます。

ただ、トリプタン製剤の効果と同じように副作用が起こる頻度にも個人差があります。トリプタン製剤を服用したときの副作用として考えられるのが圧迫感や息苦しさ、吐き気、眠気、目眩などです。
ですが、吐き気などの副作用が強すぎるために制吐剤も一緒に服用する必要があるエルゴタミン製剤に比べれば、それほど大きな副作用もないと思われます。
ですから、片頭痛の悩みと苦しみから少しでも早く解放されたいという方であれば、医療機関に行ってトリプタン製剤を処方してもらうことをおすすめします。

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